フランスの大統領選挙で、社会党候補オランド氏が当選した。氏は、いわゆる「根拠なきバラマキ政策」を打ち出しているため、早速市況が反映し「円高ユーロ安・株価の値下がり」が始まっている。たぶん、フランス国債の評価額も、そして併せてユーロ圏の各国国債などの債券評価も下がってゆくのであろう。
社会主義とは、ある意味「ばら撒き主義」である。「富の分配」と云えば聴こえはよいが、「世の中全員中間層」をモットーとする考え方である。
これでは、投資家は逃げて行くし、経済の活性化にはならない。
さて、日本では2年前に、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズで、政権交代が行われた。
国家の埋蔵金があるように見せかけ、もしそれが発掘されたら、ばら撒こうと画策したのである。
その結果、どうなったであろうか。
埋蔵金は見つからず、省庁再編などの予算組み換えでも余剰金が計上できず、挙句の果てには「消費税増税」、「国債発行高の増加」・・・。
このお粗末国家の体たらくを、フランスやギリシャは反面教師としなかったのだろうか。
いま、私観だが、あの左巻き「中国」が表現したように、世の中が「左巻き」に変わろうとしているように思う。
国民(有権者)が選択した道だが、今まで積み重ねてきた「危険だが安定した世界」が、「唐突かつ瞬発的な不安定世界」に変わってしまいそうな予感さえ覚える。
果たして、これで良かったのだろうか?
「歴史は、後世が評価する」とは正しく(まさしく)名言であるが、それまで待っていられないようである。
ところで、日本に眼を向ければ、カン前首相の問責決議案否決から、政治が停滞してしまっている。震災から1年以上過ぎたのに、今頃になっても原発再稼動の道が見えてこないし、あのときの官房長官(現経産省大臣)が、混乱だけを助長させている。
世論の「早期に衆議院解散総選挙・再びの政権交代」の声は、どこに行ってしまったのだろうか。
刻一刻と進みつつある、「左巻き世界への変遷」を食い止めなければならない。
世論は、熱しやすく冷めやすいものだが、再び声高に叫ぼうではないか。
「早期に、国民の信を問え!」と。


by gennaiheisei
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